2009年2月4日水曜日

原子力機構、カザフスタンと

原子力機構、カザフスタンと研究開発協力
[2009/02/03]


 日本原子力研究開発機構とカザフスタン国立原子力センター(NNC)は2日、原子力科学分野と核融合エネルギー・技術分野において、研究開発協力のための実施取り決めを締結したと発表した。

 カザフスタン共和国では、大電力送電網が整備されておらず、地域暖房用の熱供給が生活に必須な状況だという。日本の面積の約7倍の国土に、電力・熱供給プラントの整備が不十分な地方小都市が分散して存在しており、これまでNNCでは、炭酸ガス削減にも貢献できる熱電供給小型高温ガス炉システムの検討を進めてきた。両機関は今回、原子力科学分野の研究開発協力として、まず、同国に設置する超小型高温ガス炉の成立性評価などの技術的検討を行う。

 また核融合分野においては、現在NNCが建設中の小型トカマク装置(核融合装置)のダイバータ部(不純物制御・粒子制御・熱制御などの機能を持つ領域)の物理研究や、ブランケット(核融合炉の内壁を構成する装置)工学研究などに関して、研究開発協力を進めていく方針。

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